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アメリカ映画でディレクターズ・カットが作られる理由


日本やヨーロッパの映画では、ほとんど見かける事のないディレクターズ・カット版。
なぜハリウッド映画では作られるのか。
それは映画が作られるまでの仕組みに起因することが多いようだ。
まず、邦画やヨーロッパ映画では、その映画を撮影した監督本人が編集権を持っていたり、またそれを持たない場合でも編集作業に参加するのがほとんどだ。
つまり1本の作品を制作する準備から仕上げまで、監督が手がける事が出来るわけだ。

ところがアメリカの場合はそうではない。
もちろん全ての作品ではないが、ほとんどの場合監督は編集権を持たず、また編集作業には立ち会えない。

脚本を映像化するために撮影場所や衣装、美術、機材のスケジュールなどの準備から始まり、全てのシーンを撮り終えるまでが監督の仕事。
その後のフイルムの編集や効果音、音楽、文字などを入れるのはプロデューサーが実権を持って行われる。

こうなると監督が思い描いていた作品に仕上がる確率は低くなる。
監督としてはぜひとも入れておきたいと思って撮ったシーンでも、プロデューサーが必要ないと判断すればあっさりカットされる。
また、効果音や音楽などセリフ以外の音によって映像の雰囲気は大きく変わる場合もある。

こうして監督にとって不本意な作品が出来上がる場合がある。
しかし、その作品がヒットすればプロデューサーよりディレクターズ・カット版、すなわち監督の思い通りの仕上げを施した作品を作る許可が出るのだ。
晴れて監督が本当に撮りたかった作品として世にお目見えするわけですね。

もちろんプロデューサーとしては、ディレクターズ・カットを出すことによる更なる利益を求めているだけなのだが。
それでもディレクターズ・カットを出せる監督は幸せだろう。
そうではない監督の方がはるかに多いのだから。
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